沢渡日記

日々徒然

20200123

仕事明け、帰宅して電気カーペットの上にぱたりと横になり、そのまま動けなくなる。疲れた…。温かい鴨汁そばを作り、長葱をたっぷり刻んで入れた。体が温まった。食後、紅茶を淹れてぼんやりした。三年後の仕事のことを考えた。趣味の転職は楽しかった。次は…

20200122

声はダミ声だけど出るようになった。夕方、前の恋人に会う。会うのは二年半ぶりだった。相変わらず清冽な佇まいで、澄んだ目をしていた。喉のお見舞いに、と立派なアカシア蜂蜜の瓶をいただいた。彼はギネスビールをチェイサーにウイスキーのダブルを飲み、…

20200121

声は低音が少し出るだけ。薬を飲むだけのために食事をし、あとはゴロゴロする。相棒、前シーズンの録画をようやく見終わった。夜九時からドラマ、10の秘密を観る。仲間由紀恵は美しい。一度セレブになると、セレブをやめられなくなるから大変だよなぁと思う…

20200120

声が出ない。午前中病院へ行く。喉の炎症がひどく、すぐは治らないかもね…と診断を受ける。明日から仕事に行きたいと言ってみたが無理そうだった。話そうとしても吐息のような声しか出ず、仕方ないかと思う。一日ゴロゴロして過ごす。夜の十時からグレーテル…

20200119

相変わらず声が出ない。夜、テセウスの船を観る。映画みたいなスケールで面白かった。竹内涼真を始めてちゃんと観た気がする。鈴木亮平は昭和っぽい男気がある。雪深い土地の風景をぼんやり眺めていると自分がどこにいるかわからなくなる。クタクタだ、と思…

20190118

起きると午後二時だった。覚めたくない夢を見た。声が出ないので長い間うがいをして、納豆そばと人参のサラダを作った。食事の後、ロキソニンとカルボシステインを飲んだ。お湯を沸かし、コーヒーを淹れてカステラを切った。林檎を薄くカットした。テーブル…

20190117

当たり前のようにこの人が目の前にいて、他愛のない話をして笑って、眺めることもそんなにしなくて。好きなことを忘れてしまうくらい好きってこういう事かもしれない。楽しいからいいじゃない、このままで。そう思いながら温かいお湯割をゆっくり飲んだ。今…

20200116

木曜の夜はたいてい、立ち上がれないほど疲れている。煮込みハンバーグを食べながら吉高ちゃんのドラマを観た。柄本祐はめちゃくちゃカッコいいな、と思った。佐々木蔵之介も色っぽい。カステラを食べて紅茶を飲んで、音楽に切り替えた。午後、仕事中にフワ…

20200115

あなたのことは大事な友達だと思ってるから失礼のないようにしたくて。彼にメールを送信してから、文面を眺めた。そんな風に思ってたのか、と思った。この前会った夜、私は酔って彼にひどく甘えた発言をした。あれはやっぱり違ったなと思っていた。そのこと…

20200113

窓の外は青空で、淡いピンクのガーベラがよく映える。耐熱グラスの冷めた紅茶に口をつけ、カメラを構えて写真を撮った。今年はポートレートが撮りたいなと思う。誰かの何気ない表情を、自分のファインダーで切り取りたい。ふと、あの人の姿が浮かんだ。誰に…

20200112

朝起きると扁桃腺が腫れていた。友達に連絡して午後の約束をキャンセルさせてもらった。昨日カラオケで歌いすぎたせいか体調を崩しているのか、今ひとつ判別出来なかった。ただ全然休めていないことは確かだった。うがいを一時間して、ロキソニンを飲んだ。…

20200110

仕事明け、鍼灸院へ行った。体に栄養が入っていませんよ、と先生に言われた。確かにこの一週間、仕事が忙しすぎてクタクタだった。自分の気力以上の気力を使い果たしてしまった。よく食べてください、と言われて、ハイと返事をした。帰りがけ、定食屋でとろ…

20200109

お風呂上がり、レモンジンジャーハーブティーを淹れて一息つく。今日も仕事が忙しかった。日中の集中力が百八十パーセントを超えている。仕事が終わって事務所を出るときはグッタリしていて、もう何も考えられない。ライムスターのミュージックビデオをぼん…

20200105

午後二時を過ぎた頃、氏神様へ初詣へ行った。境内はいつもより混んでいた。お焚き上げに去年のお守りを出して、短く神様の前でお祈りをした。それから御神木の幹に少し触れた。社務所の扉を開けると温かくて眼鏡が白く曇った。バイトの巫女さんから新しいお…

20200104

午後からストーブを五時間炊いているけれど、部屋の中はなかなか暖まらない。家に食べるものがないのて、紅茶を淹れて、母がお土産に持たせてくれた黒餡の月餅を食べた。電気毛布にくるまって、カルテット、六話から続きを観た。ミキオが真紀さんから逃げた…

20191231

紅白を見ながらぼんやりして、時々柚子サワーを飲んだ。さっき庭の木から捥いできた柚子の実を鼻先に近づける。いい匂いがする。男女別の赤白対抗戦というのは時代に合わない。本当にそうだなと思った。自分はパンセクシャルなんだろうな、と早いうちから気…

20191230

夜、ツタンカーメンの番組を観ながら柚子サワーを飲んでいた。湯冷めしないようにフリーズのジッパーを首元まで引き上げる。ミイラにする時、心臓だけを体内に残すのだそうだ。とりあえず私は、自分の心臓のことをどうにかしなくてはならない。彼は縁のある…

20191229

午後三時、美しい渚に立って海を眺めた。今年一年を浄化するように。海は凪ぎ、静かに波が打ち寄せていた。今年は前半に繁忙期と転職活動と退職、後半に転職と長い研修と繁忙期があった。おそろしくハードだった。七月に精神的抑圧からの解放で、毎週お祭り…

20191228

夜七時、お茶を飲みながらなんとなく荷造りを始めた。俺の話は長い、の録画を流してボーッと眺め、また少し荷造りをする。全く捗らなかった。昨日の夜、飲みすぎたせいか頭が機能していない。iPhoneを手に取ってメッセージを打ち、しばらく眺めた。もうずっ…

20191227

午後十一時半、もう少し二人で飲むことにして外へ出た。川沿いの道は風が冷たくて、ダウンのジッパーを首元まで上げた。目当てのお店は十二時で閉店のようで、窓から漏れる灯りを立ち止まって眺めた。どこ行く?大通りを渡った先に四時までやってるお店ある…

20191225

その日は遅くなっちゃうから年明けにする?と彼に聞かれて、今会いたいから、と返しそうになった。一呼吸置いて、文面をマイルドに修正した。時間があるときにゆっくり会いたい、と言われるよりも、明日一時間でもいいから会いたい、と言われたい。急いでい…

20191224

食後、ドライフルーツのシフォンケーキとアッサムティーでイブを祝った。音楽は色々と迷った末、ベニー・シングスをかけた。旋律がマジカルで声がスイート。仕事帰り、職場の同期の子とデパ地下へ寄った。すごい賑わいで、チキンの行列、並ぶ気失せるね…とい…

20191223

仕事帰り、雑貨屋で美しい耐熱グラスを見つけて、自分へのプレゼントとした。花屋で白いガーベラを買った。ドライフルーツのシフォンケーキをホールで買った。最近全然日光を浴びる機会がなく、気が塞いで仕方がない。でも買い物袋を幾つも提げて歩いていた…

20191221

午後、検査の合間にランチへ外に出た。カフェでパスタを、と思いつつ入ると店の中は混んでいた。料理が出てくるまで三十分ほど待つとのことで、ギリギリ間に合いそうなので頷いた。ロケーションの良い席を選んで座ると、向かいのテーブル席の退屈そうな顔を…

20191216

夜九時、門出を祝った。仕事の才能がある人だと知っていたから、とても喜ばしい気持ちだった。よかったね、と私は何度も言った。まだわかんないよ、と彼は謙虚に答えた。わかるよ、と思ったけれど言わなかった。この先、彼は成功を収めるだろう。久しぶりに…

20191214

ランチの約束は十三時だった。友達が少し遅れるというので、三十分後に約束を変更しよう、と返事をした。午前中から出かけていたので、一旦ひとりで一服したかった。セブンでコーヒーを買うと、カップがクリスマスバージョンで赤のプリントだった。ちょっと…

20191213

コアントローを垂らしたアイスココアを飲んでいた。チョコレートにほんのりオレンジの香りがする。最後にはこの体からも出られる、という安堵がある。そして、もうどこにも移動しなくていい。死ぬことを考えると怖い、と話す友人の声を聞きながら、そう思っ…

20191211

食後、洗い物の後で白い大皿を漂白した。イカスミの黒が傷にしみそうな気がしたのだ。昨日淹れて冷やしておいたアイスティーを飲みながら、ぼんやりと考え事をした。音楽はかけなかった。今、目の前にいる人に全力で親切にしたい。それは今の仕事をする上で…

20191209

仕事明け、デパ地下でとんかつを買って家に帰った。お米を炊きながら揚げを炙り、沢庵を刻んだ。ニートニートとんかつまだか!俺の話は長い、第九話で揚げたてのとんかつを見てしまってから、ずっと食べたかった。録画を観ながら、ぶ厚いお肉とお米をたくさ…

20191207

朝、森の中を散歩した。マスクを外し、清冽な空気を肺いっぱいに吸い込む。時折、散歩する人とすれ違った。お腹が満たされているせいか、不意に気を失いそうな眠気が来る。夜遊び明け、ハイグレードなホテルのモーニングを食べに行った。品のいい宿泊客の朝…