沢渡日記

日々徒然

20171015

男友達が自分のお気に入りのマグカップで紅茶を飲んでいる夢を見た。マリメッコのモノクロのデザイン。珈琲用なのに…と思ってその横顔を眺めていた。午後一時半、あまり眠ったような気がしない。食事をしないと持たないだろうかと思い、卵焼きを焼き、ひき肉とキャベツのナンプラー炒めを作る。冷凍ご飯をレンジで解凍し、白ごまをたっぷり振る。待ち合わせは五時だ。ライトグレーのニットにデニム。大ぶりのリング型ピアス、グレーのチタンフレームのメガネ。最近、週末はデニムばかり履いていると思う。昨日から夜を徹して遊んだ後、お腹すいたね、といい合いながらダンサーの男子と朝ごはんを食べに行った。次の春にボディビルの大会に出ようと思ってて、と彼は話した。だからカロリー抑えめの朝定食を食べているのかと思った。私はササミカツ丼を食べながら、金子賢みたいなやつ?と尋ねた。そこまでストイックなものではないようだった。それからダンスの話をした。東京や大阪のショーケースで踊っていた経験のある彼は、体系的なダンスの知識を持っていた。あれこれ質問をしながら興味深く聞いた。…さんは踊りというより舞に近いよね。彼がいった。そう?と聞き返しながら、誰かにいわれたのは初めてだと思った。ブーツの靴底が片方取れてしまった彼に修理屋さんを教えて、駅の入口で別れた。最寄駅を出ると、きれいに晴れた青空が広がっていた。澄んだ空気が気持ちよかったので、近所の神社までぶらぶら歩いた。お参りは久しぶりだった。境内には誰もおらず、私は帽子を取って一礼をした。静かな気持ちで手を合わせて祈った。これまでの報告と感謝、この先のお願い事。それから、私の大事な人たちが元気で幸福でありますように。