沢渡日記

日々徒然

20171026

朝、晴れ、暖かい。幽体離脱みたいに起きる。眠い。チル・ミックスを聴いていたらサンジェルマンのILが流れてきて、アルバムに切り替える。寝不足だと空腹感がひどいなと思いながらお弁当用に豚肉と榎を焼く。白米には白ごまと菜めしを振る。昨日アイロンをかけておいた黒のニットに茶のパンツ、オレンジのフラットパンプス。メガネは黒縁をやめて赤いチタンフレームにしたら、顔まわりがあっさりしすぎている気がした。久しぶりだからだろうか。昨日の午後、カフェで友達と会った。二、三日前の夜、左の足首に藍色のぐるりと輪っか状のタトゥーをいれて、あなたに見せなくちゃと思ったよ。そういう夢を見たらしい。私が彼女の夢にアクセスしたのだなと思った。ずっと会えずにいて、なんとか隙を見て会おうと思っていたのだ。お菓子の話をした。私はマカロンとスフレに無で、彼女はシフォンに無だった。暖かい午後で久しぶりのアイスコーヒー日和だった。彼女が最近会った色っぽい男性の話を聞く。知性的で物腰もやわらかく、それでいてちょっと疲れた感じがよかったらしい。わかる気がした。ピチッと元気いっぱいだと色気からは遠のくよね。隣の席に座っていた二十歳そこそこのやんちゃそうな男子が、タバコに火をつけては持ったままほとんど吸わない、というのを繰り返していた。居なくなってから、あれは武装だよねと話した。彼女と別れて眼科の診察へ。点眼の量がルーズになっていて検査結果にバッチリ顕れる。先生に静かに叱られながら猛反省。瞳孔を開く目薬を入れたので夜まで視界がチカチカしていた。