20171109

朝、雨上がり、晴れ。壮絶に眠い。昨日の夜というか明け方、数時間後に起きるのに自信が持てなさすぎて、服とアクセサリーを全部揃えて眠った。お弁当と朝ごはんの準備しかないのは楽だ。ふと、作業の時間ではなく考えて判断する時間が負荷なんだなと気づく。今週はパンツスタイルに偏りがち。チャコールグレーのニットにパールのネックレスをあわせる。仕事が沢山あるのでチタンフレームの軽いメガネ。昨日の夜、ある音楽家のイベントへ行った。彼は最近遊び場でよく話に上がるひとで、でも私にとってはフライヤーやCDのクレジットの中にいるひとだった。どんな音楽を作るのか興味があった。それとアンテナにひっかかる感じが兆しレベルだな…と感じてもいた。そろそろ出会う時期なのだ。イベントの途中でフロアに入ってきた彼はスッと背の高いイケメンで、でもオープンな感じではなかった。聞いていた通りだ。その夜、DJとしてプレイしていた彼の選曲は素晴らしかった。才能と名のつくレベルでセンスのいいひとだと思った。彼の紡ぐ旋律と私が伸ばす指先は細かい粒子となって繋がり、次第に踊っている意識がなくなっていった。私は彼の前でたったひとり、羽根を大きく広げて泳いだ。こういう状態になったのは敬愛するトゥーシャイな彼のプレイ以来だった。私にとって非常によい出会いだ。帰りがけ、まだプレイが終わらない彼に筆談で最高でした、と伝えた。彼は小さく会釈して、ナイスダンスでした、といった。会話したのはそれだけだった。手を振って別れた。また原始の社交をしてしまったな。ストールを首にきつく巻きつけて、扉を押して外に出た。冷たく澄んだ空気を深く吸い込んだ。いい夜だ。