20180107

朝八時半、曇り。電話をしても繋がらない夢を見た。しばらく会っていないひとで、何かあったのかなと思った。ストーブをつけてMISIAのジャズミックスを流した。トランペットの黒田卓也とセッションしているニューアルバムだ。昨日の夜、ヨガの後で電気屋に行った。Macのデスクトップとノートを見て、テレビを見て、チューナーを見た。インテリア的に画面がふたつ並ぶのは…と考えて保留。その後、どこかで休憩しようと知り合いの店をいくつか思い浮かべたけれど、誰の前の顔にもなりたくない気がした。近くに一度行ったことのあるカフェがあるのを思い出して向かった。店に入るとじんわり暖かく、コーヒーフロートを頼んだ。店にはカウンターに常連らしき男性がひとりいるだけで、静かだった。本棚から今日の猫村さんを取ってきて読んだ。コーヒーフロートのアイスクリームを少しずつ溶かして食べた。猫村さんは猫という設定だけど、実は天使だなと思った。愛をこじらせてしまった家族をゆるやかに結ぶための。おばあちゃんの犬、ステテコが猫村さんにジッと反応するのがカワイイ。猫村さんはステテコにパンの耳をあげたいし、散歩に連れて行きたいのだ。紅茶を頼み、美しい砂時計の砂が落ちていくのを見ていた。カップには薄切りのレモンが添えられていた。猫村さんの無垢ゆえの土足的な愛は、ひたすら暖かいなと思った。大人だって皆あんなふうに心を抱いてほしいのだ。前の恋人のことを思い出した。もし会ったらめちゃくちゃに優しくしてしまうだろうと思った。身も心も全部トロトロに溶けてバターみたいになるまで。彼がそれを望んでいるかはわからなかった。紅茶をカップに注いで静かに飲んだ。私の望んでいることは何だろう。考えてもうまくひとつにまとまらなかった。愛が作動してしまう。いつものフレーズが頭に浮かんだ。ふいにジェイミー・カラムの好きな曲が流れてきて、耳を澄ませて小さくリズムを取った。スイートな声だ。