沢渡日記

日々徒然

20180201

昨日の夜、月末締めの仕事が思ったより早く終わったので、ヨガのレッスンを二本受けた。そのあとゆっくりお風呂。毎日同じことをやっていて飽きないのかと思うのだけど全く飽きない。仕事は頭だけを使う。終わったらまず体を使う。家に帰ったらささやかな時間で心を使う。その順番。心安らぐルーティン。この前からカラオケに行きたいと思っていて、ふと今日は渋谷で五時、というフレーズが頭に浮かんだ。窓を開けて空気の入れ替えをすると部屋の温度が一桁になった。寒…。ストーブをつけて洗濯機を回した。鈴木雅之のアルバムを流して、冷蔵庫から玉ねぎと榎とコーン缶を出した。フリースの上にダウンベストを着て、たまねぎをうす切りにして火にかけた。そうだ、茅の舎の野菜だしを使おう。恋人から連絡が来たので、寒いからスープ作るよといった。いいなーと彼から返ってきた。まだ仕事中なのだ。シチューは好きかと聞くと、白いシチューはキライだという。へえーと思った。私は何色のシチューでも好きだな。日々のルーティン、とまた思った。スープにはGABANのホワイトペッパーを振った。食事の後、皮付きのままのリンゴを食べながら、色んな食材を上げては彼に好みを尋ねた。好き、好き、と画面の左側がいっぱいになって、手のひらで右側を隠した。好きっていわれてるみたいよ!というと、彼は笑った。平和だなと思った。できるだけいつもの、できるだけくだけた話をする。毎日少しだけ。さみしさは些細なすれ違いから簡単に生まれてしまうものだ。そこは丁寧にしたいと思う。自分の心に近い人が別の場所でがちゃがちゃと普通に生きていて、ご飯を食べたりお茶飲んだりしてるのって、当たり前のようにそれを知らせてくるのって、なんかいいじゃない。洗濯物を干して食器を洗い、寝支度をした。鈴木雅之が甘い声で歌っていた。夢でもし逢えたら素敵なことね。