沢渡日記

日々徒然

20180224

昨日の夜、喫茶店で漫画を読んでいた。寿司ネタがキャラクターになっているほっこり系の四コマ漫画だ。時折吹き出しそうになり、声を出さないように笑った。鍼灸院の後、ヨガに行く予定をやめてここに来た。あまり来ない曜日のせいか、いつもと違ったざわめきに落ち着かないような気持ちになった。自分の家ではないので仕方ない。今週は疲れたなぁ…。熱いお茶を飲みながら窓の外をぼんやり眺めた。気働きがすごいですね、治療したらほら、少し肌がしっとりした。鍼の先生が手首を軽くさすっていった。ふと、前に同じことをいわれた時のことを思い出した。あの人と別れていなかったらどうなっていただろう。普通に専業主婦をしていたのだろうか。グレーの砂時計をひっくり返して、落ちて行く砂をぼんやり見つめた。今夜は最近話すようになったDJのイベントがある。先週、彼とばったり会って少し話した。…ちゃんが来てくれたらミニマルな音をかけるよ、と彼はニッコリした。ねぇ…さん見て。店主が私を呼んで、猫のオブジェを見せてくれた。針金を曲げて象られた、かすかに艶かしいフォルム。すごくいい。この前、猫の日だったでしょ。二人で猫の話をするとキリがない。ひとしきりおしゃべりしたら閉店の時間になってしまった。外に出て、MA1のポケットに手を突っ込んで歩き始めた。寒いなー。クラブが開くまでまだ少し時間があるから、どこかでさらっと麺でも食べようかな。夜は長いし。