沢渡日記

日々徒然

20180519

昨日の夜、英会話のレッスンに行った。早めに待ち合わせのスタバに着いてカウンターでコーヒーを買った。店員からマグを受け取るとポンと腕を叩かれて、振り返ると先生がいた。こんにちは。私はニコニコと挨拶した。もう席取ってあるの。彼女についていくと、テーブルの上には手作りのテキストとカラフルなペンケースが乗っていた。先生、何飲む?私が尋ねると、Apple Juice, 彼女はキレイなネイティブの発音で答えた。オーケー。私はカウンターに戻った。レッスンが始まると日本語は使えなかった。今日のテーマは私の趣味だ。私はなんとなく英語で話し始めた。スポーツ、読書、映画…。What else?  テンポよく先生に尋ねられて、一度ネタが尽きた。うーん…と考えて、雨の週末に公園を散歩するのが好きだ、と私は答えた。sunny ではなくrainy…そうだったのかと思った。口に出して初めて気付くこともある。ノートに英語で書いて、発音して、文法に間違いがあったら先生が添削して、また書いて発音。lower の発音が難しくて、何故か顎が突き出てしまって二人で笑った。舌を巻いて、口はあまり開けない。二十回目くらいに上手いねといわれた。レッスンが終わり、先生がテキストにポン、とピンクのスタンプを押してくれた。よくできました。小さく礼をしながらテキストを両手で受け取った。Thank you for your lesson. 小さくラッピングしたお菓子を先生に手渡すと、彼女はワァ~と嬉しそうな顔をした。しまっとくね、と小声でいってピンクのリュックにそっと入れた。そこだけ日本語なのが可愛かった。まもなくもう一人の友達が合流する予定で、二人でおしゃべりしながら待った。これから三人でアフターに行くのだ。お腹すいたー!ラーメンかおうどんが食べたいー!彼女がいった。私レッスンの前にパスタ食べちゃったよ。そう答えると、え〜!と両手をテーブルに伸ばして突っ伏した。私は笑ってコーヒーの残りを飲んだ。ねえ、すっかり小学生の女の子に戻ってるよ。