20180523

昨日の夜、着付けのお稽古。いつもyoutubeで見ながら適当に着付けていたけれど、今年はちゃんと習おうと思い立った。先生は切れ長の目をした小柄な女性だ。お稽古の始まりに、彼女は背中まであるまっすぐな黒髪をゴムで結わえた。背縫いを意識して、といいながら先生はふわりと浴衣を羽織った。あ、天女みたい、と思った。日本の衣は女がたおやかに動くように出来ている。私はいつも通り、おはしょりを薄く作るのに苦労した。もこもこになってしまうのだ。下前のおはしょりを斜め上に折りあげて。はい。やってみるのだけど上手くいかず、先生に身八つ口から整えてもらった。伊達締めまででハァーと疲れて、そのあと帯板を入れて帯を作る。二度浴衣を着たらクタクタになって、ボーっとしてしまった。着物用のブラジャー持ってます?と聞かれて、ないと答えた。胸をなだらかに見せる形なんですよね、と先生はいった。着物は身体の凹凸が目立つと美しく見えないから、大きい人はつぶすようにするらしい。胸によくない!と私はいった。先生はそうですね、とニコニコした。彼女はつぶさなくてはいけないだろうなと思った。お稽古を終えて、浴衣のたたみ方を習った。おくみに合わせて折ります。先生の手先を見ながら真似していった。浴衣は一枚の布で、合理的にできている。一つ一つが美しいなと思った。