沢渡日記

日々徒然

20180623

昨日の夜、仕事明けに噴水の前でコーヒーを飲んだ。噴水に接した、水しぶきが跳ねそうなベンチだ。ボーッと暮れてゆく空を見ていると、隣のカップルの男子が至近距離に座った。イヤだなと思った。パーソナルスペースは広めな方だ。今週は神経を使う作業が多くて、脳が疲弊していた。睡眠時間も十分に取れなかった。この後ヨガに行って、夜中のイベントに遊びに行けるだろうか。噴水は形をどんどん変えていった。やがて全ての水の動きが止んで、水面が静まり返った。ゆらゆらと水の中のライトが揺れてキャンドルみたいに見えた。こうやってじっくり見たことはなかった。ニコニコしているけれど別に楽しくない状態はいつまで続くのだろうと思った。今は自分の中で本物の愛情を作れない。ダミーなら作れる。中身は空洞だ。こんな時は暗闇の中、たった一人で踊るのがいい。