20180701

昨日の夕方、薔薇園に行った。 色とりどりのバラの中で、白いバラばかりに見とれた。純白はもちろん、白にほんのりピンクも。赤や濃いピンクは、野バラのような小ぶりのものなら好きだった。最近インナーウエアも白っぽいのしか使えなくなっちゃって、色物たくさん持ってるんだけど。私がいうと、それは白い服をよく着るから?と友達が聞いた。それもあるけど…気分の問題。色物は今の自分にはどぎつい気がして、なんとなく落ち着かなかった。バラ園にはアメリカのバラが多く、次はヨーロッパ、日本と中国は少し。バラはね、一年に何度も咲くんです。友達がいった。この時期と、夏と秋に。えっ、私は驚いた。花は一年に一度だけ咲くものだと思っていた。育てると楽しいですよ、それぞれ表情があって。彼女は花びらに鼻先を近づけて、これは甘い匂いがする。と呟いた。私も同じように匂いをかいだ。静かな夕暮れだった。美しいものに触れ続けることは大事だと思った。さっき彼女は、生まれてから思春期の間までに触れたものが自分の中で形成される、という話をしていた。思春期はとっくに過ぎてしまったけれど、いつか何かの形でアウトプットされるかもしれない。今触れているやわらかな花びらの記憶も。空には夕闇が降りてきていた。夏の微かな風が気持ちよくて、帰りたくないねと二人で話した。少し先にテラスのあるお店があるから、そこで何か飲もうか。バラ園を出て、東に向かって歩き出した。