沢渡日記

日々徒然

20180803

昨日の夕暮れ、噴水の前で食事をした。デパ地下の焼き鳥と白胡麻のおにぎり、あったかい甜茶。夏に外で何かを食べると本当に美味しい。その後、ショップを巡って買物をした。havaianasのシックなビーチサンダルとシルバーメタリックのレインパンプスの二足を選んだ。ソファーに座って試し履きしていると、近くで裕福そうな母娘が服を選んでいた。娘の方はドールみたいに美しい子だった。ブラブラしていたらすっかり帰りが遅くなってしまった。最後のヨガを諦めて、ビルの谷間にあるデッキに座って休んだ。ゆるく吹く風が心地よかった。ぼんやりとしながらステンレスボトルのお茶を飲んだ。家に帰ると、友達から電話が来た。久しぶりだったので長話になった。彼女は未来を書き換えるためにニューヨークへ行ったという。住みたいの?と聞くと、一度はね、と返ってきた。未来かー、と私が呟くと、明日も未来だよ?と彼女は笑った。電話を終えてからぼんやり考えた。先のことを何も決めないのが自分のやりたいことかもしれない。私は今、十年前の未来を生きているのだと気づいた。十年。あれから僕たちは何かを信じてこれたかなぁ…夜空ノムコウの歌詞が浮かんだ。