20180826

昨日の夕方、ヨガのレッスンの後、カフェへ行った。夕飯時に差し掛かる時間帯が空いているのを知っていた。いつもの席に座ってアイスカフェオレを頼み、米澤穂信の満願の続きを読んだ。関守という一編。ぼんやりと得体が知れない始まりから徐々に明らかになっていく真実にゾッとした。この人の描くものは内容は怖いけれど、文体がシンプルなので脳にダメージが来ないなと思った。例えば村上龍なら頭の中が真っ黒な煙でいっぱいになったりする。私が知る中で一番強烈なのは中上健次かもしれない。斜向かいに座った女性が佐藤健がキライだから朝ドラを観ていないと話していた。私も特に関心がなかったけれど、律くんは最高だから観てほしいと思った。向かいには初々しいカップルが座っていた。コーヒーを頼んであとは無関心、という人に見慣れているせいか二人は色つきに見えた。ここは緊張感のあるデートが似合う店なのだ。以前一緒に来ていた恋人のことを思い出した。バレンタインのお返しにジョニー・ミッチェルのCDを貰った。ずば抜けて頭が良く、垣根のない人だった。本を閉じてぼんやりした。隣に座っている女性は熱心にハードカバーのビジネス書を読んでいた。今家に帰り、マドレーヌを食べて豆乳を飲み、夕食は終わりとした。それからゴロリと横になってドラマを観たり音楽を聴いて過ごした。ダラダラとなんとなく過ごすことが最近の趣味の一つになっている。