沢渡日記

日々徒然

20180909

昨日の夜、友達の家に招かれた。カレーを作ったから来ない?と連絡をもらって、二つ返事で電車に乗った。最寄り駅で待ち合わせて、ゆるい坂道を登った。コンビニに通りかかる度に店の中を覗いたけれど、総菜や冷凍食品のコーナーは空っぽだった。彼女の部屋は新しくて綺麗だった。私は洗面所で手を洗わせてもらい、リビングのソファーに座った。バーモンドカレーの甘口ですけど。彼女は照れたようにいいながらカレーを出してくれた。子供の頃よく食べた味だ。美味しかった。食後にプルーンを出してもらって、皮が薄いね、剥きにくい…といいながら食べた。ちょうどよく熟れていて甘かった。まだ二人ともあまり元気がなく、テレビを観ながらぼんやり思いつくままに話した。彼女は二晩、友達の家に泊めてもらったそうだ。自分は優しい人達に囲まれている…と思いました。そう呟いた彼女に、それはあなたが優しいからだよ、と私は答えた。食後にコーヒーを飲みながらお菓子をつまんだ。私も恋人が来てくれなかったら、もっと大変だっただろうと思った。彼は落ち着いていて安心だった。お土産持って行ってください、彼女が紙袋にカップラーメンや梨を詰めて渡してくれた。ありがとう。心がほわっと温かくなった。