沢渡日記

日々徒然

20181013

昨日の夜、皮膚科に行った後、ローソンでおでんを買った。卵、がんもどき、ちくわぶ、さつま揚げのウインナー巻き、はんぺん。辛子や柚子胡椒は控え、フリーズドライの小葱をお出汁に浮かべた。それだけでも十分に風味が立った。生プルーンを二粒食べて食事を終え、シャワーを浴びてベッドに入った。今夜は夜遊びの約束をしていた。起きれるかなぁ…多分。深夜零時半、ベッドから引き剥がすように起きて、のろのろと支度を始めた。服が決まらない、バッグの中身に何を入れたらいいかわからない。出がけに姿見で全身を確認するとストッキングが伝染していた。あー、と思った。通りに出てもタクシーは見つからなかった。夜の空気を吸いながら早足で歩いていると頭がスッキリしてきた。この道は少しだけ下り坂なんだなと気づいた。クラブに着き、ラウンジに入ると知った顔がちらほらいた。知った顔だけれど名前のない人たち。壁際のソファーに友達を見つけて、隣に座って乾杯した。寝ちゃったのかと思った、といわれて、会うの久しぶりだったから、と答えた。彼女は照れたように可愛く笑った。さっきまでテクノだったけど今はハウスよ。彼女の話を聞いてからフロアを覗きに行った。踊る人たちが影絵のように揺れていた。暑い。上着を脱いでラウンジの隅のコート掛けに預けた。扉が開き、ちらりと振り返ると恋人だった人が入ってきた。肩先に触れるとフワッと暖かい布の感触が伝わった。