沢渡日記

日々徒然

20181101

昨日の夜、日帰り温泉に行った。温泉は久しぶりだ。女湯の入り口で浴衣を受け取って、気分が出るねぇと思った。大浴場の広い湯船に浸かっていると隣から名前を呼ばれて、振り向くと友達だった。彼氏と来ているらしい。さっき餃子食べてから来たんだ、彼女はニコニコした。よくここに来るらしく、寝湯ができるスポットを教えてもらった。お風呂から上がって浴衣に着替え、食事処へ行った。広い座敷の端の方に座り、あんかけ焼きそばと餃子を頼んだ。大きなテレビで野球中継を眺めながら食事をした。お前が幸せになるんだったらアイツと一緒にいてもいいよ。斜向かいの席から男性が話す大声が聞こえた。相手の女性は何も言い返さずに黙っていた。なんだなんだ。温泉では普段の生活圏内で会わない人々の人間模様が見られるので面白い。別の人と幸せになるわ。そういって以前の恋人と別れたことを思い出した。季節が巡り、確かに私は別の人と幸せになった。でもその人とももう一緒にはいない。試合の決着がつかないので追加でくずきりの黒蜜がけを頼んだ。和の甘味には香の物がついてくるのがよい。それも食べ終わってもまだ試合が終わらないので、お風呂に戻った。少し熱すぎるお湯は二度目になると肌にしっくりなじんだ。腰から下だけ浸かっているだけで汗が止まらなくなって、あまり長湯できなかった。