沢渡日記

日々徒然

20181122

昨日の夜、ヨガは混んでいた。一番前の空きスペースにヨガマットを敷いてもらい、目の前にあったライトをずらしてようやくスペースを作った。鏡の目の前でポーズを取っていると、やっぱり反るポーズ全般が苦手だと思った。全然しなやかじゃない。腰や背中が固いのかもしれない。レッスンを終えてお風呂へ行くと、洗い場の前に行列が出来ていた。知らなかった、水曜日って混むんだな。お湯に浸かってじんわりしていると徐々に人は引けてきた。昨日会った夫婦のことを思い出した。会うのは冬以来で、はしゃいで喜び合った。そろそろ仕事にも飽きてきて、違うことしようかなぁ…と思ってたら赤ちゃんが来てくれて。奥さんはそういって、ふっくらと膨らんだお腹に手を置いた。俯いて微笑む姿があんまり幸せそうなのは、彼女は彼女にとっての自然を生きているからだと思った。大事に。私はそういって彼女のお腹にそっと触れた。遊んであげてくださいね。彼女は微笑んだ。聖母マリアみたいに。フロアには美しくハッピーな音楽が流れていた。珍しいですね。ブースに立つDJに声をかけると、今夜はお祝いだからね、と彼はニコニコした。お湯の中でうつ伏せになり、浴槽の縁に肘をついてボーッとした。私の自然、私の不自然。まだしばらく考える時間が要る。