沢渡日記

日々徒然

20181208

昨日の午後、友達に会った。朝ごはんを食べたきりだったのでココアを頼んだ。彼女は品のいい白いリュックを持っていた。そういえば前からほしいといっていたのを思い出した。ソファーに向かい合って座り、お喋りに興じた。お気に入りの長年履いてた靴どうした?と私が尋ねると、処分したよ…と彼女は答えた。愛着がありすぎて手放すに手放せなかったのを聞いていた。でもね、間もなくよく似た靴を見つけて買ったの!と彼女はニコニコした。まずスペースを空けたから新しい靴が入ってきたんだね。私は答えた。順番はそれが正しい、と二人で頷きあった。私もスペース作ったよ、と恋人だった人の話をした。もう忘れたいから他人になることにした、まっさらな気持ちで別の人を好きになりたいし。私が言うと、そっちの方が自然だと思うよ、と彼女は答えた。やっぱり普通に戻るのは無理だよ、好きだった人はさ。ココアは生クリームが乗っていて甘く、美味しかった。クリスマスソングって全部キライだなぁ、と思いながら店内に流れる音楽を聴いていた。幸せがつまりすぎているし、なんか嘘っぽい。それから、クリスマスは興味ないけどバレンタインは大好きという話をした。また今年も好きな人にチョコレートをあげたい。彼女は毎年旦那さんに手作りの苺大福をあげるらしい。素敵だ。