沢渡日記

日々徒然

20180104

昨日の午後、母と初詣に行った。実家の氏神様には毎年挨拶に行く。車から降りるとぴゅう、と凍てつく風が吹きつけた。寒いね、と言い合いながら手水舎で手を清め、参拝の列に並んだ。神様の前で手を合わせて一年の無事を祈っていると、横から強い風が吹きつけた。寒い寒い。お参りを終えて振り返ると母の背中が見えた。母はいつも私より早く終わっている。社務所に寄ってお神酒をいただいた。て美味しかった。よかったら蜜柑もどうぞ。ありがとうございます。受け取ってポケットに入れた。お守り買ってあげようか。母にいわれて、青紫のお守りを選んだ。大事にするね。御神籤を引くと末吉だった。開けてみると静かで厳しい内容で、二度読んで境内の木の枝に結んだ。こういうことを言われるのを求めていたのかもしれない。お茶でもしていく?母を誘うと家に帰るというので、通り道のスタバで降ろしてもらった。コーヒーとほうじ茶プリンを頼んで二人がけ席に座った。西陽が入るのか、大きな窓にはシェードが下ろされていた。隙間から晴れた夕空が見えた。それからコーヒーを飲みながら文庫本の続きを読んだ。ほうじ茶プリンは思ったより濃厚だった。