沢渡日記

日々徒然

20190330

昨日の夜、幸福だった。それは久しぶりのことだった。幸福を両手いっぱいに抱えた素敵な人たちに偶然会い、たくさんの話をして笑い合った。そして、思いがけず自分の存在が誰かの喜びであることを知った。自分はいつも行き当たりばったりで、その時会えた人との時間はできる限り大事にするけれど、その後何ヶ月も音信不通になったりしてしまう。忘れるわけじゃないし気持ちはその時のままだけれど、時間軸に沿って定期的に人に会う仕様にない。だから相手に不義理だと思われても仕方ないのに、それでも覚えていてくれる人がいることに驚く。会えて嬉しいと喜んでくれたり、ハグしてくれることに感激する。だから今夜も、次にいつ会えるかわからない人たちに沢山の感謝を伝えた。手足を使って、言葉を尽くして。たとえば相手が雲の上の人であっても、前の恋人であっても。自分にできることはそれしかないのだろうなと思う。多分いつでも。