沢渡日記

日々徒然

20191125

どうして誰かと過ごしてちょっと幸せになりたかっただけなのに、失恋プログラムが作動しているのだろう。どんな別れでも精神は疲弊する。疲れた…。もう色んなことがよくわからない。わかるのは、魂が震えない人とは長く一緒にいられないということだ。必要なタイミングで軌道修正が入ったということだ。昔の自分はもっと弱くて勘も鈍く、違うと思う人と何年も一緒にいたり、果ては結婚したりしていた。でも内側から違う、がじわじわと滲み出してきてクーデターのように現実を覆した。今はすぐに終わりの瞬間がわかるようになって、状況を引き伸ばさない。私はずっと、長い間誰のことも好きになってはいない。多分一年以上。その間、好きになりたかった人は何人もいた。誰も好きになれないから、好きになりたかった人に好きだと言われたかった。そうすればここから抜けられる気がした。でも、当たり前だけれど本当のところでそれはない。嬉しくて好きになったような気がするだけだ。今は身を削いで、静かに目を閉じて、その風の兆しを待つ。私がフォーメーションを変えたように、これから出会う人もフォーメーションを変えているかもしれない。いずれどこかのタイミングで、パズルのピースがぴたりと合うために。