沢渡日記

日々徒然

20191201

お昼過ぎ、雨の公園を散歩した。褪せて水気を失った紅葉の葉先にそっと触れる。冬が来たのだ。神社へお参りに行くと、前に長いお祈りをする人がいた。少し離れた場所でそれを待った。お祈りをしてから御神木の幹に触れた。雨でしっとりと濡れていた。パン屋でクリームパンとクロワッサンを買い、家に戻ってインスタントコーヒーを淹れた。ドラマ、俺の話は長い、の録画を見た。第八話、コタツとミカンは神回だ。ニートブラザーズとなったミツルとコージさん、二人のシーンがとにかくいい。ミカンくらい好きに食わせろって歌うコージさんがサイコーだった。こういう何気ない会話を積み重ねてだんだん仲良くなっていくんだよな…と思った。多分苦手なことの一つだ。人と距離が近すぎると途端に居心地がわるくなり、でも相手に失礼のないように距離が近い用の自分を演じる。そのうち全部がイヤになって、相手と果てしなく距離を置いたり別れたりしてしまう。この心情は一体何なのだろう。くたっと眠くなって、クッションに埋もれてそのまま眠った。起きると七時半で、マグにコーヒーが三分の一残っている。十一月の家計簿を整理した。