沢渡日記

日々徒然

20200829

好きな人には、自然かつ最大限に相手が居心地いいようにもてなして、好きになってもらうよう接する。次第に距離が近づくと、さらにきめ細かく楽しい時間を提供するよう努める。そのために自分を微調整して、様子見して、微調整して。そうするともっと好かれる。そのことに満足する。幸せを感じる。一方で、だんだんと微調整している自分に違和感を感じ始める。自覚はあるけれど無視する。見えないストレスが塵のように積もっていく。違うことを続ける自分に、本来の自分が苛立っていく。でも抑え込んで、なかったことにする。そして突然、予期せぬタイミングで決壊が訪れる。そうなったら全部が遅い。最後の最後では自分を取って、相手との関係にはヒビが入る。そうなる前に本来の自分と摺り合わせできなかったのか、と思う。本当にこういうのをもうやめたい。