沢渡日記

日々徒然

20201010

友達と三人で、君の話、という曲の歌詞のことを話した。改めて読み返してみて、ふふっと笑ってしまった。相当イヤな目に遭ったんでしょうね。曲の最後、僕の話は、で終わるのが良いと思った。僕も別に同じようにくだらないんだけどね、という暗喩が含まれているのか。最近、愛はどう?と友達に聞かれたので、キリがないからやめたよ、と答えた。相手が好きな自分でいるのに疲れたわ。友達から沁みる…と返ってきた。これは誰にでも言えることかもしれない。一人でいると無駄に笑わなくていいし、相手にフォーカスしなくていい。私という人であるための輪郭をキープするエネルギーも使わない。もちろんそれを上回る楽しさはあるんだろうけど。本当に疲れた時、自分は一人で傷を癒したいのかもしれない。誰かに寄りかかれるのはまだ少し元気がある時だ。季節の変わり目のせいか、友達二人も体調が良くなさそうだった。午後、映画を観ようと思っていたけれど、気づくとApple Musicでずっと音楽を聴いていた。主にエレクトロニックと現代クラシック、それからオルタナティブを少し。体調が優れず人に全く会わないので、外部から好きな曲を摂取できなくなった。代わりに自分で探すようになって、以前よりずっと音楽の幅が広がった。アルバムの曲の全部にハートをつけたとき、静かに感動する。今日は二枚あった。音楽を流して東洋医学の分厚い本を読んだ。