20170925

朝。起きたら七時十八分。晴れ。六時の目覚ましが聞こえなかったのか。慌ててキッチンで高速炊飯のスイッチを押す。明け方シャワーを浴びたのでざっと髪を梳かしてメイクを始める。アイロンを温めて白いシャツとベージュのパンツにアイロン。ヨガウェアを小さくたたんでバッグに入れる。朝食はちょこっと納豆ごはんをさっと食べて終了。お弁当には冷凍しておいたカレーと木綿豆腐。足りないかもしれないと思い、冷蔵庫から鯖の水煮缶を出して一緒に包む。バタバタと家を出てから、お弁当用の炊きたてご飯を冷凍庫に入れてきたことに気づく。昨日の夕方、カフェで男子と待ち合わせた。デートだ。二日連続で誘われたからそういって差し支えないだろう。昨日の夢が叶ったわけだ。でも私は彼に恋をしないことがわかっていたから、人としてもてなした。このひとはどんな話がしたくて、どんなことを考えたり感じたりしているのか。ゆっくり話を聞いていると、彼は私と性質がよく似ていた。楽しくて話が止まらなくなり、このあと飲みに行く？とふたりで話していたら、彼からドライブにしないかと提案された。ドライブ。車酔いがひどいので遠慮させてほしいと断った。それは本当だったけれど、夜のドライブは気が進まなかった。またぜひ、と彼はさらっと引いてくれて、ありがたいなと思った。ありがたかった。そのあと一人でいつもの喫茶店に寄った。アイスココアを飲んで店主とおしゃべりした。