沢渡日記

日々徒然

20180126

昨日の夜、残業。終わったらヨガ行ってお風呂、ヨガは無理だからお風呂だけでも…と思っているうちに待ち合わせの時間ギリギリになりった。歯を磨いたりメイクを直したりバタバタ。電車のアクセスがよく、遅れずにお店に着いた。今来たんだ、と恋人はいってコートを脱ぎ、ハンガーにかけた。中にヒートテックのベストを着ていて、そういえば今年も買うのを忘れてたなと思った。寒いから赤ワインをオーダーした。隣に座った彼が、来月さぁ予定を変えたんだよ、と話し始めた。うんうん、と聞きながら新鮮な気持ちになった。先の予定を共有するのって付き合ってるっぽいなぁと思った。私は特にいうべきことがなかった。予定が全くないからだ。赤ワインでほろりと酔った頃、孤独との向き合い方みたいな話になった。孤独に耐えなさい、と彼はいった。私は黙って聞いていた。前は私もそうやって一人でがんばっていたな…と思いながら。でも、人は皆、全員さみしい。そういう生き物だからクリアするのは相当難しいと思うようになった。今は孤独をいなす感じだ。なんとなく受け流しつつ、ささやかなことで周りや自分を温める。例えば気遣いや笑顔で。彼が煙草に火をつけた。私は白い煙を目で追いながら、あなたはもういいんじゃない、といった。私が居るんだから。彼はぼうっとした顔をして私を見た。このひとの黙る時の風情がいい、と思った。でさ…と、また一般論の話に戻そうとする彼をニコニコしながら見ていた。