沢渡日記

日々徒然

20180527

昨日の午後、鍼灸院の治療の後、緑が見えるスタバへ行った。運良く二階席の窓際が取れて、ドリップコーヒーを片手にiPhoneで翻訳ソフトを立ち上げた。隔離フォルダから削除したマルウェアのレポートの英文をじっくり読んだ。脅威は正しく処置されたからもう何もすることはないよ、という内容だった。ようやく終わった…とホッとした。それからボーッと緑を眺めた。コーヒーは冷めかかっていた。英語を読むのは慣れてくると楽しい。あっという間に時間が過ぎてしまうのは単語がわからないからだ。英語にはもう少し時間をかけたいと思った。この五月はデジタルに頭を働かせることが多い。視界が開けると見えてくるものが変わってくるし、考えることが多くて楽ではないけれど、こっちの自分のほうが現実的には有用だ。この機会にやりたいことがたくさんある。テーブルに置いた千葉雅也氏の本を取ってパラパラとめくった。本を読む時間が全然足りないと思った。読みたいものはやっぱり頭を使うものばかりだ。残りのコーヒーを飲み切ってマグを置いた。男を抱きたいと思った。抱く、というのは英語で何と表現するのだろう。やっぱりmake love なのか。少しニュアンスが違う気がした。もっと個人的で閉じたイメージ。時計を見るとヨガの時間が迫っていた。店を出て横断歩道を渡り、公園の中を歩いた。見上げると木々の葉がこんもりと生い茂っていて、十日でこんなに成長するのかと驚いた。自分は特に何も変わっていない。