沢渡日記

日々徒然

20201024

午後、眼科の検診。数値が良くなっていて喜ぶ。瞳孔を閉じる目薬をさしてもらったが、外に出ると日差しも噴水も全部が眩しい。ベンチに座って少し本を読んだ。春樹さんの言葉は感情から距離があり、適度に乾いている。そしていつの間にか自分の奥深いところまで連れて行ってくれる。素晴らしき触媒。知人のSNSのコメント欄などを眺めていると、引き算が足りない、とよく思う。メランコリーな匂いがして閉口したり、はたまた文章でぎっしり説明しすぎていて隙間がないと感じたり。私自身も、自分が書くものがどこまで制御できているかわからない。文章というのは難しいものだ。夕方、八百屋で南瓜を買った。家に帰って早速、片栗粉と豆乳で生地を作り、南瓜もちを焼いた。その後、南瓜のプリンも作った。合い間に蒸しただけのものをキッチンで立ったまま食べた。あっという間に半個使い切ってしまった。