沢渡日記

日々徒然

20190129

昨日の夜、ヨガの後帰宅。ホワイトセージでくまなく部屋を浄化。アクセサリーにもメガネにもiPhoneにも鍵にも、身に付けるもの全部。自分にまとわりつくものをクリアにしたかった。窓を開けて空気を全部入れ替えてから、キッチンで料理をした。食事をしながらドラマ、科捜研の男を観た。今回は科捜研チームの同僚の兄が亡くなった事件。重苦しかったけれど愛はあった。立ち上がって洗い物をしながら、もう本当にムリかもしれないなぁ、と思った。最近、早く仕事を辞めたいと一日五十回くらい心の中で呟いている。長く仕事を続けてきて、今まで仕事がきついと思ったことは何度もあったけれど、辞めたいと思ったことは一度もなかった。それまではわりと相思相愛だったのかもしれない。今はもう違うんだなと思う。いよいよここには長くいられない気がする。

20190116

昨日の夜、ヨガに行った。体調はまずまず回復傾向にある。十時からのドラマ、初めて恋をした日に読む話を観た。深キョンがめちゃくちゃ可愛いので内容があまり頭に入ってこなかった。録画しておいたので十一時からもう一度観た。東大行きたかったなぁ。中一の時だけ勉強アスリートだったけれど、中二で恋に目覚めてそこそこしか勉強しなくなった。あの時ずっと勉強してたら東大…は厳しいか。勉強も恋愛もどっちも難なくできたら超人だと思うよ。ユリくん役の横浜流星カッコいいね。ピンクの髪がすごく似合ってる。最近ドラマばかり観ているのは仕事が疲れるから。脳がわかりやすい娯楽を欲している。

20190128

昨日の夕方、ヨガのレッスンの後で買い物に行った。ショップでサプリを買ってからスニーカーを見に行き、食材屋で素焼きアーモンドとドライプルーンを買った。それから紀伊国屋で文庫本を二冊買った。岡潔の春宵十話と村上春樹河合隼雄に会いに行く。すぐにでもカフェに入って読みたかったけれど、朝からまともに食事をしていなかったので体力が尽き、定食屋に入って鶏カツの卵とじ定食を食べた。熱々で美味しかった。買い物全般が全く好きではないので極力行きたくないけれど、たまに仕方なく行く。なので今日のような日は自由時間のカウントではない。家に帰って来週のための家事を少ししたら、ゆっくり本を読む時間はなくなってしまった。

20190127

昨日の午後、家でゆっくり過ごした。温かいお茶を飲みながら窓の外を眺めた。真鍮のフォークを重曹ペーストで磨き、足の爪をボルドー色に塗り直した。裸足のまま爪を乾かしながら、ドラマ、後妻業の一話目を観た。ドロリとした人間の業。最近、木村多江vsくっきりした女優の構図が多いなと思う。きっと重宝されているのだろう。一見控えめだけれどオールマイティな女優。男性陣の色気の放出っぷりにむせそうになる。高橋克典伊原剛志。そして木村多江の夫役の人もわりと好きな俳優。全体的にこってりしてて疲れた。ピアノジャズに切り替えて、しばらく本を読んだ。自我を薄め、情緒を清め、深めなさい。大数学者、岡潔の言葉。精進いたします…!ホットカーペットにごろりと横になって天井を見つめた。今夜のイベントには行かないかもしれないなと思った。動機がフルに満ちるまで行動に移さない。それは意外と自制心が要ることだ。私は恋人ではなくパートナーが欲しい。だからあの人の背から恋の矢を回収する。だからめちゃくちゃ好きな男にはもう一生会えない。このメリーゴーランドは何?ちゃんとたどり着けるのか。

20180114

昨日のお昼、神社へお参りに行った。古札納めをして、社務所で今年のお守りを買った。病気平癒。色んな意味がある。初詣客がちらほらいて、ゆっくりと参拝できなかった。今年は少し落ち着いて過ごしたいと思いながら鳥居を抜けた。ヨガに行った後、カフェに寄った。ばったり女友達に会ったので、店主と三人で賑やかにお喋りした。女友達が五年ほど前に働いていたお店のことを話し始めて、そのお店しばらく行ってたよ、オーナーとも結構話したなぁ、と私が返すと、その時多分会ってると思う…オリバーピープルズの眼鏡かけてませんでした?と彼女に聞かれた。そういえば当時よくかけてたな…と答えて、符号が一致した。彼女と仲良くなったのはそこから数年後の別の場所だった。時間を巻き戻すと同じシーンに居合わせていたというのは面白い。出会う順番が決まっていることも。それにしてもこんな美女を私が見落とすとは。二杯目のお茶を頼んで、最近どう?と恋愛絡みの話になった。全く誰のこともいいと思えない、もう好きな人ができないかもしれない…と私は呟いて、数学者の知り合いがいたら紹介してくれない?と店主と友達にお願いした。

20190113

昨日の夜、友達に会いに行った。初めて行くカフェで、彼女は先に来ていた。こんばんは、ニッコリ挨拶すると、彼女は満面の笑みで迎えてくれた。カウンター席についてカレーを頼んだ。ヨガの後でお腹がすいていた。彼女はたまにクラブイベントで会う綺麗な子で、初めて声を掛けられたのは秋の終わりだった。私の撮る写真が好きだといってくれて、一度ゆっくり話がしてみたいと思っていた。彼女は絵を描く人のようだった。今まで描いてきた作品をまとめたファイルがあるというので、見せてもらった。カウンターの上で一枚一枚ゆっくりと眺めた。ふと、自分の中の余剰を補正なしで出力できる媒体は絵なのかもしれないと思った。これが好き、深い海の底みたい。私は一枚の絵を指差した。音を感じない、ひっそりとした静謐な絵だった。私は食後のチャイを頼み、彼女はコーヒー焼酎を頼んだ。それから二人で色々な話をした。私たちは似ていると思った。でも彼女の方がもっとむき出しで繊細で、そのままの自分を生きようとしていた。それに比べると私はもっと引いて物事を見ているというか、全てを遠景のように捉えている気がした。すっかり仲良くなる頃には閉店の時間で、また会いましょうねと言い合って別れた。

20180112

昨日の夜、ブーツの踵を修理してもらっている間、讃岐うどんを食べに行った。いつものちく天ぶっかけを冷やで。すだちをたっぷりしぼって食べた。炭水化物を一気に食べるのは久しぶりで、体がびっくりしてストンと眠くなった。ブーツを引き取ってからヨガへ行った。今年初めて。ポーズを取りながらじわじわと感動してしまった。体を動かせることは素晴らしい。クラブへ行きたかったけれど病み上がりなので諦めて帰宅した。食事もしてお風呂も入り終えているので後は自由だ。寝転がって昨日のドラマ、QUEENの録画を流しながらネットで漫画を読んだ。女性向けの作品では、やや強引な男と最初は体のみ繋がるけれど、だんだんと心でも想い合うというパターンが多いなと思った。自分としては懐疑的?というより好みの問題かもしれない。相手に惹かれながら指一本触れない、そういう時間が長く続くのがいい。きっと肩先が軽く触れただけで息が止まりそうなくらい感動する。そんなことをぼんやり考えつつ、ダラダラと無為の時間を過ごした。最高だ。