沢渡日記

日々徒然

20200524

久しぶりに出掛けてお酒を飲んだ。友達と会ったり新たに知り合ったりして、楽しすぎてテンションが上がりすぎた。ひと通りはしゃいだ後に、好きな人と二人でゆっくり話した。…さんは仕事で大変すぎるから、と心配してくれた。自分としては、人生にとって必要な耐えうるの範囲のストレス、カテゴリとしては趣味、と受け取っているけれど、こういう時は周りの目に映る自分の方を信頼している。それから彼は魔法みたいに私のストレスを抜いてくれた。それはさりげなくて、私をよく知った人にしかできないやり方だった。彼は距離感に句読点があるところがいい、と思った。少し離れた場所にいて、でも存在は感じるところ。そういう懐かない猫みたいな存在感が程よいのもしれない。

20200523

午前中、久しぶりに仲の良い友達のお店に行き、美味しいモーニングセットを食べた。その流れで、お店に居合わせたスタッフの女性と、常連の女性を紹介してもらった。女同士でワイワイお喋りに興じる。スタッフの女性から、美人はギャップがないとつまらん、という持論を聞いていた。美人だけどズボラとか、美人だけどオタクとか。私とはちょっと感覚が違うなぁ、と思ったけど言わなかった。私には女全般を批評する感覚がない。好きなタイプかそうじゃないかの二択という気がした。帰り、常連の女性と一緒になったので、途中まで車に乗せてもらった。彼女が美味しいパン屋に寄りたいというので、いいですねーとはしゃいだ。二人でそれぞれパン買って、新緑の中を車で走りながら色んな話をした。聡明で気取りがなくて、素敵な人だった。連絡先を交換して別れた。その後、公園に寄って散歩をする。紅葉の下のベンチに座ってボーッとした。さっきまでの自分は好きな人と話すときの自分だったな、と思った。この人はどんな話をしたら楽しいのだろう?と思いながら会話に濃淡をつけていく感じ。印象に残りたかったのかもしれない。ふと、自分はどっちかというと女の人の方が好きなんだろうな、と思った。私の好きな人は男性だけど、あの人のことが好きなのであって男だから好きなわけじゃない。

20200522

朝からずっと仕事の勉強。理解することは大前提で、お客さんが次々と投げてくる変化球に対して正確に打ち返さなくてはならない。ブツブツ台詞を練習しながら資料を読む。はい仕事おしまい、と片付けたのが夜の七時前。曇っていて風が強かったので出かけるのはやめて、シャワーを浴びにいく。料理をしながら吉田一郎不可触世界の新譜を聴く。とてもいい。ゼリーの雨で眠れない、という曲が気に入って何度もリピートする。調べたらZAZENのベーシストの人だとわかり、そうかーと思った。あえて破綻させた感じを匂わながらも、品は決して失われない。深くて透明度の高い声も好き。食事をしながらアンナチュラルの最終回を観た。

20200521

今日もまた寝不足。日中、仕事でフローに入ると脳が覚醒しすぎてしまうようだ。めちゃくちゃに忙しいのに、午後三時頃になるとお客さんが何を言ってるか拾えなくなってきた。一度休憩に入り、濃い緑茶を飲んで持ち直す。何とか仕事を終えて、友達と一ヶ月ぶりにデパ地下に寄る。おやきを買った後、唐揚げとサラダも買う。夕暮れの空を眺めながら帰宅。うがい手洗いだけ済ませて、割り箸を割ってパックのまま食べ始める。茹でうどんに軽く火を通してポン酢をかけて食べる。林檎を食べて豆乳を飲む。冷たい緑茶と一緒におやきを食べる。ごはんおしまい。普段はすぐにシャワーを浴びて、必ず器に盛り直して食事をするが、睡眠が足りなすぎて脳が限界だった。パックや紙の包みなどを片付けて、テーブルの上でしばらく放心する。なんとかシャワーを浴びにいき、アンナチュラルの再放送を観ながら廃人のようにボーッとする。十時には眠ってしまった。

20200520

今週はずっと仕事が忙しい。帰りに友達と久しぶりにお茶を飲みに行く。寝不足と仕事明けのハイテンションがマーブルになって妙なくらいはしゃいだ。同じ仕事をしている者同士にしか伝わらないマニアックな笑い。二人ともお喋りが止まらなかった。あー楽しかった。チーズトーストとコーヒーだけだったので、家に帰って温野菜とタンパク質を摂った。シャワーを浴びた後、横たわってテレビを観ながらボーッとした。居眠りをしてしまったようで目が覚めたら深夜零時を回っていた。今日リリースされる藤井風の新譜を聴いた。特にない、という曲が好き。

20200519

今日も仕事は忙しかった。こんなにフルで時間いっぱい頭を使う仕事があるのか…と毎日のように思う。夜、逃げ恥を初めて観た。2016年?確かテレビを持っていなかった頃だ。源ちゃんとっても素敵。熱出たとき看病したい。居眠りをしてしまって、夜中に目が覚めてからあまり眠れなかった。睡眠チャレンジ失敗。カーテンを開けて明け方の空を眺めた。

20200518

なんとなく元気がない一日。今日も焼ききれそうなほど忙しかった。退職した同期が残した私物を見ながら先輩と話していた。辛い時に見るんです、と言うと、そっちに引っ張られないでねー、と彼女は言った。辛い時は私に相談してと。嬉しかった。わりとすぐ辛くなりますけどいいですか?と笑って甘えた。風が強い曇り空の中、帰宅。冷蔵庫から茹でブロッコリーを出し、赤パプリカとはんぺんとエリンギをナンプラーで炒めた。豚肉を甘辛く焼いて紫蘇を巻いた。白ご飯に白ごまを振り、岩海苔を乗っけた。全くご飯を作る気がなかったけど、意外とまともな食事だな。昨日、好きな人の声を聴いたら嬉しくて、その後くたっと萎れてしまった。さみしいのかもしれない。