沢渡日記

日々徒然

20210407

朝、食後の林檎を食べながら、Voicyのラジオを聞いていた。回避依存症の話題が始まり、しばらく内容を聞いていたら、自分はこれだろうなと思った。この女性パーソナリティも同じタイプのようだった。なんとなく雰囲気でわかる、と思った。声質がドライで、整理されたクレバーな話ぶり。他人に優しくないわけじゃないけど、本質的に情からは距離があって、自分と他人の境界線がくっきりしている。混ざり合わない。自分のやりたいことには際限なく邁進するけれど、他人にはあまり興味がなさそうだ。そういうタイプの人は淡々としていて、情に訴えてくる圧がないから毎日聴けるんだなと思った。そういえば精神的距離が近い人ほど、次に会うまでに時間を空けることが多いかもしれない。自分の場合、相手のことが好きなことと、半年や一年会わないことは全く関係がない。それと、さみしいから会いたい、という相手の気持ちを察知すると、スッと避けてしまう傾向がある。重いのかもしれない。ふと、こういう回避依存タイプの人はどうやって恋愛するのだろう?と思った。恋愛が持つ各種設定と、個人の性質にギャップがありすぎはしないのか。私は、恋人を持たないのが一番向いている。距離が近すぎるのが苦手なのはもちろんだが、自分が相手に濃い感情を持ちすぎた場合、その重さに耐えられなくなって自ら離れてしまう。嫌われたから彼女はいなくなったんだ、と思っている人もいるかもしれないが、実はそうではない。相手に伝えたことは一度もないけれど。食器を片付けてから、小さなグラスに豆乳にきな粉を入れて、グルグルとかき混ぜて飲む。ビタミンのサプリも続けて飲む。歯を磨きに洗面所へ向かった。