20211128
朝十一時まで眠って、コーヒーを淹れてお土産のお菓子を食べる。お布団の中でSNSを見たりドラマを観て過ごす。レンタルなんもしない人、十話に磯村勇斗くんが出ており、かぶりつきで見る。いい話だった。最後、レンタルさんが漫画を借りていくの、最高に良かった。ハッピーエンド。小腹が空いたので、林檎を切って食べる。六話、子連れ主婦とレストランに行く話がじんわり良かった。どんな困りごとがあるかは当事者でないとわからない。もっと繊細に、と自分に思った。それにしても、期待されない自分でいるには、一人でいるのが一番だよなー、と思いながらダラダラぬくぬくする。人間関係はサービスではない、そのことは知ってる。あまりにも人と共存する気がなく、いつからやり直せばいいかわからない。誰かと暮らすなんて考えられないし、常に自分以外の誰かの動向を気にかけてるなんて想像しただけで気が狂いそうだ。物理的には誰からも遠いのが楽だ。概念的に近い人がいればいい。夜、スーパーで買い出しをする。豚バラ肉を買った。シーフードヌードルが食べたかったが、買うのはやめておく。化学調味料を体に入れすぎると、思考がグチャグチャになる。帰り道、あまり仕事が忙しくなるようなら辞めたいなーと初めて思った。今の仕事は割と向いていると思うが、すごくがんばりたい！という気持ちにどうしてもなれない。程々にやりたいし、できそうだなと思われてどんどん仕事が増えていくのも絶対にイヤだ。なんでだろう？ずっと考えているが、まだ見えてこない。
20211123
朝起きて、映画を観る。後妻業の女。キャストが良かった。尾野真知子はいつも素晴らしい。風間俊介のキレっぷりも最高だった。水を一杯飲んでから、すばらしき世界を観る。西川美和監督の映画は毎回心して向き合うのだが、今回も凄まじかった。自分の沼遊びを全部精算したくなった。食事をして昼寝をしてから出かけた。歯のクリーニングに行って衛生士さんとお喋りする。エステに行ったような上質な気持ちになる．帰り道、喫茶店に寄って栗のパフェを食べた。一年の勤労に感謝して。今年は仕事における自分の癖に手を入れた。矯正は相当大変だったが、概ねクリアできた気がする。それって自己満足だよね、というラインを冷静にカットした。こんなに冷静であることを意識した年はなかったかもしれない。
20211121
午後、ネイルのメンテナンスに行く。ネイリストさんとお喋りもそこそこに、映画、青葉家のテーブルを観ながら居眠りしてしまう。夕方、家に帰ってからもう一度見直した。めいこちゃんとソラオをメインに立ててほしい…と強く思う。知らん女の子が主人公で謎の青春群像劇になってるし、そんなのマジで要らない。ファンは青葉家のレギュラーの面々が観たいわけ！これ誰に言えばいいの？と憤ってみたが、後半に市川美和子が出てきて素敵だったので、まあまあ満足した。十一月は日照時間が少ないので機嫌が良くない。
20211119
素敵なダイナマイトスキャンダルを観る。尾野真知子が帯にダイナマイトを挟んで林の中をゆらゆらと歩く姿が美しかった。幽けき、という表現がよく似合った。末井さんに一時期ハマりすぎて書籍を読み漁ってた頃を思い出した。久しぶりにハイペースでお酒を飲んで撃沈した。デュワーズのハイボールを三杯と芋焼酎をロックで一杯。
20211105
深夜、好きだった人とばったり会った。遠くで流れている音楽を聴きながら、なんとなく一緒にお酒を飲んだ。ゆらゆらと話しながら、この人は私と同じ星の人だ、とぼんやり思った。こうやって二人で話してると寛ぐんですよ、ど私が言うと、我々は属性が一緒なんです、と彼は言った。多分同じように感じているのだろう。
20211022
楽しい夜を過ごしていた。久しぶりに風の人に会った。向こうから声をかけてきて、嬉しそうだった。私は声に親密さを含ませてカラリと話した。挨拶を済ませて離れてから、もう話さなかった。私はすっかり変わってしまった。この人に関しては全部の感情を使い果たした。もう終わったことだ。話すことは何もない。
