沢渡日記

日々徒然

20180915

昨日のお昼、お参りに行った。神社は空いていて、私の前に女性が一人いるだけだった。拝殿に立ち、静かに手を合わせてお祈りした。天変地異を無事に過ごせたことと、恋人に出会えたことのお礼を伝えた。参道の緑を見上げながら歩いていると、同じ魂の色を持つ者を見つけ合った、という言葉が頭に浮かんだ。きっとそういうことなのだろう。私は納得して、鳥居の前で深く頭を下げた。帰り道、公園に寄ってベンチに座った。樹々の緑と秋空をぼんやりと眺めた。空は青く、平和な形の雲が浮かんでいた。当たり前のような景色の一部でいられることに、しみじみとありがたさを感じた。