沢渡日記

日々徒然

20200206

荒れた一日。最後のお客さんから怒られた。渾身の力をぶつけられて、嵐のようだった。なぜかお客さんにどれだけ罵倒されても平気で、それはお客さんの感情のぶつけどころがここしかないとわかっているからだ。帰りがけ、カフェでクッキーを買った。食後、寛ぎながら借りたCDを流してぼんやりと聴いた。紅茶を温めて、耐熱グラスに移して飲む。テーブルの上のラナンキュラスは少しずつ開いてきている。それにしても随分冷え込んだ夜だ。電気カーペットの上で谷川俊太郎のエッセイをパラパラとめくった。射手座は不在を感知する、そのフレーズが気に入った。好きな人のことを少し考えた。午後十一時を回って、R1ヨーグルトを飲みながら相棒、南井vs右京対決の後編を観た。南井は多分まだ生きてる。