沢渡日記

日々徒然

20210518

夕方、デパ地下のトンカツ屋さんでヒレカツ丼を作ってもらった。出来立てホヤホヤを持って公園へ行った。外で食べたかったが、カラス君に狙われそうなので諦めた。藤棚の下を通って帰る。紫色の西洋スミレの写真を一枚撮った。家に着いて、大根の味噌汁を温め、ヒレカツ丼を食べる。美味しい…。卵の火の通り加減が絶妙だった。カツ丼や親子丼は人に作ってもらいたい料理だ。カーテンの向こうから、やわらかな五月の夕風を感じる。もう片想いは引退する、両想いしかしない。そう決めてから不思議と楽になった。片想いしている気配が自分から漂ってきたら、その瞬間にホイッスル。引退の理由。一つ目、想われたいと思う自分が重い。その重さに耐えたくない。二つ目、微妙に期待を持ち続けるエネルギーが無駄。以前、吉本ばなな氏のエッセイを読んでいたら、自分は両想いしかしないからな、というようなことが書いてあった。きっとめちゃくちゃモテるんだなーと思ったけれど、そういう事を書いていたわけじゃないんだな、と今ならわかる。今日は一日、脳内が酸欠状態だった。来客用に落としたコーヒーがキリッと美味しくて、一瞬目が覚めたけれどすぐにまたぼんやりした。昨日の夜、夢ばかり見て眠りが浅かったせいだ。最近夢の中でもガチで仕事をしている。今日は早く寝るつもり。