沢渡日記

日々徒然

20210720

朝、一本の電話を受けた。心がザクザクと傷つく音がした。普通の顔で仕事をするのは、やや厳しかった。帰りに友達を呼び出して、公園でビールを飲んだ。一人で勝手に決めて、黙って突然いなくなるのはひどい。同じ気持ちを二人で共有した。裏切られた、じゃないのかもしれないけど。色んな気持ちでぐちゃぐちゃになって、もう彼女に自分の扉を開いておきたくない…私が呟くと、わかるよ。と友達は言った。人の心ってもっと複雑だから。友達を駅まで送ってから、川沿いを少し歩いた。酔いが足先まで回っているのがわかる。多分私はもう、彼女との付き合いを断絶するだろうと思った。別れというのはそうやって突然来るのだ。