沢渡日記

日々徒然

20210426

優しいと言われると違和感があるし、いい人と言われると違和感がある。懐疑的な気持ち。私のどの対応を見てそう感じたのか。いい人だと思われている自分を、常に客観視している。人に親切にしたり心遣いをするのは、訓練で相当きめ細やかなレベルまで上げられる、というのが私の仮説で、何年もかけて習慣的に取り組んでいる試みだ。そのうちに感情より先に反応が出るようになったし、何より親切や心遣いが趣味になったから、結果良かったなと思っている。検証方法は自分の態度における相手の反応だから、単に精度が高くなったと喜べばいいことなのかもしれない。でも、このような鍛錬を私より遥かに積んでいる人なら、こちらの技術レベルを難なく把握するのでは、という思いがある。目指すレベルとしては、詐欺師かホストくらいまで行きたいと思っている。これも単なる習得マニアの一環なのだろう。ランチタイム、友達とカレーを食べに行った。恋愛で傷ついた話を聞いた。物事に対して強く行動で反応するのは、防御力が低いということだろう、と思った。辛いことから逃れようと予定を詰め込んで何も考えないようにするのは、自分の傷をしっかりと受け止められないからだ。一人でじっと傷つく時間を十分に取る方がいいよ、と思ったけれどそれは言わなかった。耐える力を養って防御力を高める絶好の機会なのだから、私なら逃さず使うけどなぁ。きついけど。もうある程度大人なので、攻撃力4、防御力10あたりが優雅でいいんじゃないかと思っている。