沢渡日記

日々徒然

20210609

米津玄師のPALE BLUEをApple Musicでずっと聴く。感動しすぎて針が振り切れてしまった。彼のことがそれほど好きなわけではないのだが、この曲だけは特別なのだった。前の職場の上司が熱狂的なファンであることを思い出して、LINEで30分ほど米津玄師を神と讃えあった。色んなところに色んな趣味の知り合いがいるのは楽しいなと思った。食事の後、大豆田とわ子の九話を観た。慎森がどんどん良くなっていく。この人が素直さを獲得してしまったら最強だなと思う。とわ子と小鳥遊の自宅デートまで観て、一時停止した。この先は観たくなかった。物語としては良いのだろうと思うけど、なにその展開…と思わなくもなかった。寝転がって小粒苺を食べながら、私ならマレーシアに行くだろうか、と考えた。今の自分なら行くだろう。ここまでドラスティックに人生を変えるきっかけはなかなか来ないから。自分が起こす変化には、どうしても好みに基づいた法則性がある。そこで自分が経験したり成長するジャンルにも、やっぱり好みが反映する。自分を解体して再構築するには、そのようなわけのわからない風に乗っかるのが良い。自分は大きなことほどザックリ適当に決めるところかあって、それはどうなんだという問いは常にあるけれど。相手と幸せになりたい、という希望ももちろんあるが、それより未体験への挑戦に意味があると思っている。愛を育てるということも、大きなプロジェクトのように捉えて遂行するだろう。本質的に、私はどこまでも自分にしか興味がない。