沢渡日記

日々徒然

20210705

仕事中、粛々と調べ物を進めた。時折、件の人の滲むような気配を感じて、じっと耐えた。身近に恋愛感情めいたものを持つ対象がいるのは、落ち着かないものなのだろう。常にWi-Fiの電波を体がキャッチしているような自分の状態も、疲れると言えばそうだし、面白いとも言える。ふと、この人には孤独の気配がない、と気づく。常に人に囲まれた人生なのかもしれない。私がいつも惹かれるのは、ひとりでいることを自ら選択できる人だ。孤独でクレバーな人。