沢渡日記

日々徒然

20210908

終日A社の作業。資料はなんとか読み解けたけれど、データに興す作業が全然慣れない。ずっと集中していたら気が狂いそうになった。出張から戻った先生から、お客さんからもらったという野菜を沢山受け取る。小分けにして皆で分けた。仕事明け、ショップを巡るもブラウスは今日も見つからなかった。デパ地下で卯の花のサラダを買って帰る。帰宅して、茅乃舎だしとエリンギでパスタを作る。冷蔵庫のアボカドを二つに割ると熟れすぎていて、今日でギリギリだった。そっとスライスして岩海苔を乗せる。食事をしながら獣にならない私たちを観る。朱里のことをだんだん好きになるな…と思った。私も全然自分の手綱を握れていない。訓練の賜物で、ソフトな大人の雰囲気でいることはできるけれど、実態はめちゃくちゃだし、大きく投げやりだ。食後、ウイスキーの水割りを飲みながらドミニカのチョコレートを食べる。村上春樹アフターダークの一節を読む。深夜の職場で白川が激しく筋トレをする。中国女から剥ぎ取った服やバッグを検分してゴミ袋に詰める。氷のような不可解な暴力性。白川のことを定期的に摂取したくなるのは何故だろう。心が不思議と凪いで落ち着くのだ。彼と私の持つものは質感が似ているのかもしれない。