沢渡日記

日々徒然

2021826

午前中、A社の初めて行う作業。資料の読み解き方がようやくわかった。これ以上リソースを突っ込むと魔界…というところで一回やめて、午後からT社のシンプルな作業を行う。この仕事の面白いところは、一回寝かせて別のことをしているうちに、突然ひらめいて解決したりするところだ。お手洗いに立ったり、書類をスキャンしながらボーッとしている時に分かることもある。頭の中の回路が繋がるのにタイムラグがあって、一旦繋がると連鎖的に分かっていく…。仕事明け、IQOSの新製品を見に行った。いくつか試喫もさせてもらう。隙ひとつない、素敵なフォルムだった。一番美しい男性スタッフに接客してもらったのでは、と思うほどだった。知らない男性とゆったりした空間で喋ると、心が凪いだ。男の人を喪失した後は、こういう些細なことで傷を癒していく。帰宅してホテルメイドのココナッツカレーを食べた。辛くて美味しかった。久しぶりにハムラアキラの二話目を観た。真夏の商店街、人格者と呼ばれる人の狂気。ヒンヤリとした間宮祥太朗が良かった。自分は中学生の頃からずっと物書きになりたくて、常にエピソードを欲していた。だから実体験でそれを得る必要があった。今はどちらが先かわからない。現実としては哀しくてやり切れないけれど、映像や文章に落とし込むとすごく良い場合がある。経験に向こう水に飛び込んでいくのも、引き際を決して間違えないのも、ストーリーを優先しているからだ。最近は好みが複雑化しすぎている。相手の深淵に触れて、終わりはビターだけど薄闇くらいの希望があって、割とスッキリしたものがいい。ただ、実際にやるのも自分なので流石に疲れた…。地球は感情のアミューズメントパークだとはいうけれど。食後、職場でもらった富士屋のケーキを食べた。ペコちゃんってなぜか見飽きない。中身は苺クリームかと思っていたら、カスタードクリームだった。