沢渡日記

日々徒然

20211220

夜、カフェに行く。疲れていたのでココアを頼んだ。お互いに仕事が煮詰まっているので、相手の話を聞いたり逆に聞いてもらったりする。このひとは思いやりの深い善人なのに、話していると苛々するのはなぜだろう、と思う。雑なのだ。会話の拾い方の目が粗いし、感情の機微がわからない。それなのに相手の顔色を伺うようなスタンスなのだ。私はこの人を嫌いではないし感謝の気持ちもあるが、尊敬はしていない。多分どこかで利用しているのだろう。そんな顔は一ミリもせずに。でも、それで自分のことを嫌になったりはしない。人と人とは力関係で成り立っている。そのことは否めない。利用されるのが悔しいなら、誰よりも賢く強かになるしかない。