沢渡日記

日々徒然

20210915

今朝、同僚が挽きたての珈琲を瓶に入れて持って来てくれた。嬉しくてひとしきり騒いだ後、丁寧に二人分をドリップした。午前中、N社の分析。難解だけれど何とか把握して、脳がザワっと歓んだ。今の仕事は、これまで携わった仕事の中で一番好きで興味があって適していると思う。こんな風に思う日が来るとは。ありがたいことだ。件の人は終日涼しい顔で、私に話しかけなかった。昨日の夜、件の人がめずらしく弱音を垣間見せた。そういう手法なのかなと思った。自由でいいね、好きな時に感情表現できて、とも思う。多分ノーリスクだからだろう。断崖絶壁から好きと言ってるわけじゃない。たとえ好意を持たれても距離を保たなくちゃいけなかったり、こっちから必要とできない気持ちがあの人にわかるのだろうか。仕事明け、鍼灸院に行った。帰りにスーパーに寄って鮭のお寿司を買った。花屋で赤紫色のシックなトルコキキョウを選んだ。店員の男性に接客してもらった。包んでもらう間にレジを離れて花瓶を眺めていたら、店員の男性が近づいてきて包みを差し出した。男の人から花束をもらうみたいでパッと気持ちが華やいだ。夜はSNSライブ配信を観たり、Kan Sanoのピアノを聴きながら過ごした。綺麗なものしか摂取しない。スモーキーなウイスキーと黒豆煮は不思議と合うのだった。